振動ファイト
振動ファイトとは、振動で動くペーパーロボット 振動ファイターを闘わせて遊ぶ、いわゆる電動紙相撲です。
1000円あれば、ロボットを作れます、型紙のロボットも無駄に凝っていますチープだけど奥が深い現代の紙相撲です。
紙闘士 振動ファイター
かつてロボットは人が乗り込み操縦し、その巨体から繰り出される破壊力をもって力を誇示してきた。
それが自らの意思を持ち行動するロボットが生み出され、私たち人類と同じように共存するようになった。ロボットはもはや心を持たない機械ではなく、ひとつの生命体となったのだ。しかし、このロボットの存在が後に人類を未曽有の危機に追い込むこととなる。
意思をもったロボットたちによる反逆と革命だ。我々は危うくロボットに支配されるか、あるいはロボットの手により絶命させられるところであった。
そこで、大規模なロボット討伐がおこなわれた。
この世界のロボットは無残にも破壊され、後にはただがらくたの山がいたるところにそびえ立つだけだった。
しかし、このロボット討伐に異を唱え、ロボットとの共存を唱えた人間もいた。
彼らは反乱者というレッテルを貼られ、世界政府から追われる身となったが、ロボットの生命を守り常にロボットと共にあった。
そんなロボットを守る人々もやがて世界政府に追い詰められる。
奴らは当時ロボットに用いられていた特殊な金属を探知する機械を大量に用いており、彼らの居場所が明らかにされるまでもはや秒読みであった。
そこで彼らがとった作戦が「紙」を用いたものであった。
ただの紙ではない、振動を加えると鉄と同等の強度と耐水性を持つ紙「振強紙」である
ロボットの魂の部分のみを残し、ボディ部分を振強紙に作り変えたのだ。
これであの忌々しい探知機には反応しない。
しかし、ロボット討伐隊もなかなかしぶとかった。
ロボットを破壊し壊滅させたにも関わらず、今度は意思を持たない「操り人形」タイプのロボットを生産し、ロボットの生き残りを探索させるようになったのだ。
そしてついに、政府は生き残りロボットを見つけた。
生き残ったロボットは、生命をつなぐため、そして何よりも自分たちを救ってくれた人々を守るため、今、闘いのために立ち上がる!
紙のロボットには魂の部分となる、「振(しん)エナルジー」が搭載されている、振エナルジーは振動を発生させボディーを強化させるとともにロボットのバトルエネルギーを作り出すのだ、振エナルジーを搭載した紙のロボットは振動ファイターと呼ばれ、振エナルジーにプログラムされた機紙道(きしどう)精神に従い行動する、戦いでは常に一対一の決闘方式で勝負を挑み、飛び道具は使わず白兵戦で闘うのである。
これが振エナルジーだ!
振動ファイターの心臓部となるメカです、このメカが紙のロボットに命を吹き込みます。
これが、振動ファイターだ
振エナルジーを作ったら、ロボットのボディーを作ろう、友達と一緒に作って闘わせて遊ぼう。