零戦とムスタング売れてます

おはようございます

紙野みかです

先月終わりにミンネに出品したゴム動力模型飛行機の零戦とムスタングですが、ラジコン飛行機改造用にゴムやプロペラをオミットしたキットをヤフオクのラジコンカテゴリーに出品した所、初日でいきなり零戦とムスタングが1機づつうれて、それから毎日のように零戦が売れています、ムスタングもチラホラです。

前から、ヤフオクの、このカテゴリーに自作キットを、出品すれば結構売れるというのは解っていました。

作れれば作りたかったのですが、いいマテリアルを知りませんでした。

ダイソーのカラーボードというマテリアルを手に入れて、作れるようになりました、しかも安くです。

なぜ売れたのか、それは売れるに決まっている鉄板商品を作ったからです

アイデアも、オリジナリティーも作家性もありません、ただちゃんと飛ぶリアルな零戦を安く作っただけです。

非常に単純な事です

昔から零戦のプラモデルを初めとした模型飛行機は、売れると決まっているのです。

技術と知識と道具さえあれば誰でも作れます

ペーパークラフトの設計技術と航空工学の知識とゴム動力模型飛行機の知識とレーザーカッターがあればいいだけです

正に技術力の力押しです

ボクは、こういうのがやりたかったのです

作家の感性によるデザイン性だとか、斬新なアイデアとか表現力など、クソ喰らえです

作れれば売れるに決まっているような物を作る事がいいのです。

かつてユニオン模型がスチロール製のゴム動力模型飛行機を販売していました

結構売れた実績もあり、今でもオークションでそれなりの金額で落札されています

調べたら2000円以上で落札されたケースも珍しく無かったです

だから作ったのです

2000円位なら充分売れると確信しました

恐らく、落札した人はラジコンに改造するつもりで入札した人も結構いると思いました

ならば、ある程度大きい方がいいと思って1/24にしました

ディテールは、ユニオン模型の方がリアルで作りやすいでしょうが、ラジコンに改造するなら、ボクの飛行機の方が改造しやすい構造です。

カラーもボクの飛行機は赤とか黄とか飛行機としては変な色ですが、塗装前提なら問題ないでしょう、その分安いのです

このように、昔あったもので、今ではオークションでそれなりの価格で取引されている物をニーズに合わせてアレンジして安いものを作れば売れるのです

そして、今でも零戦のゴム動力模型飛行機は販売されていますが、バルサの骨組みに紙を貼る構造の非常に難易度の高いキットで値段も5000円位のキットが大半です

既存の商品より、安くて魅力のある商品を作ればいいのです

単純に考えればいいのです

独創性があってかわいいデザインで手頃な値段のアクセサリーなんかより、はるかに簡単な事です

作る技術がないなら、身につければいいだけです

模型飛行機やペーパークラフトを作り込んで腕を上げればいいのです

まぁそれでもボクも苦労しました。

航空力学の知識はあるのですが、ゴム動力模型飛行機は素人でした。

知らなかった事も多かったので、開発に1ヶ月半もかかってしまいました。

ゴム動力模型飛行機の達人だったら、1週間もあれば商品化出来たでしょう

このように、何を作るかを悩むより、鉄板商品をいかに完成させるかを悩むべきなのです

作った物をネットで売るなら、手作りのハンドメイド作品ではダメです、コンピューターで設計したデーターを元に機械で加工した量産品で、大手メーカーの製品と遜色のない精度と品質が保証できる製品を作るべきです。

ヤフオクのラジコンカテゴリーでキットを出品して売れる実績があるという事は、大手メーカーの製品と対等の商品価値があるという事なのです

そして、ハンドメイド作家になるのではなく個人経営のメーカーになったつもりでキットを生産するべきです。

個人メーカーの強みは、大手が採算性の問題で商品化出来ないマイナーなラインナップでも商品化出来るという事です

この強みを活かせば、成功するでしょう

でも初めは手堅く知名度の高いラインナップから攻めていくのがセオリーです

デザイン力や感性を磨くより、よりリアルな物を組み立てやすくアレンジする設計技術を磨くべきです

アイデアより、鉄板商品を完成させられる技術の方が大事です

例えば、模型飛行機なら、リアルさと飛行性能を両立させられる技術です

技術さえあれば、選択肢が広がります

根本となるのが設計技術です

設計が出来なければ量産品は作れません

先ずは設計技術です

それがイヤなら、ハンドメイドサイトのレッドオーシャンの中で頑張って下さい