レーザーカットを取り入れてから


かつてクラフトロボといふカッティングプロッターを所有していました。
紙に切り抜きラインを入れられる機械です
イベント等にカット済のペパクラを配布するのに重宝しました
そして、レーザーカットという物をネットで知り、業者に頼んで部品をカットしてもらいました
初めに作ったのが、連発式のゴム銃でした。
その当時は素材の知識が無かったので、アクリルで部品を作りました
スチレンボードとアクリルでゴム銃を作ったのですが、あまりいい出来ではなかったやうな気もします
次に作ったのが、ボード紙で作った振動ファイターでした

これを発展させて段ボールのフレームを使ったフレーム式振動ファイターが完成しました

ワシの趣味の一つにスロットカーといふ物があります

スロットカーとは、スピードコントロールが出来るミニ4駆のやうな車の模型です

構造は鉄道模型に似ているのですが、スピードコントローラーで速度を調整出来て複数のレーンが存在してレースが出来るのです

コースには溝があり、その溝の両脇から電力を拾うのです、車の先端にはガイドといふ物がありガイドについたブラシが溝の両脇の電極に接触してモーターへ電力を伝えるのです

詳しくは、スロットカーで検索して下さい

町田にあるスロットカーサーキットでスロットカーを組み立てるワークショップに参加しました、シャーシはジュラコンという素材で出来ていたのですが、レーザーカットで作ったシャーシでした、ここでジュラコンといふ素材を知り、ワシもスロットカーのシャーシを作ってみやうと思ひ、早速フォーミュラー用のシャーシを設計しました

初めに作ったシャーシ Type1がコレです

可動する部品も多く、複雑な構造でした

ジュラコンといふ素材を使っているのだから、ジュラコンのたわみをサスペンションにすればいいという事でもっとシンプルな構造でつくりなおしました

このシャーシで既にType5となっていました、それまでに何個か派生型と改良がありました

中々の走行性能に進化しました

ジュラコンをレーザーカットするといふ事が定番となり、プラスチックをレーザーカットするならジュラコンが一番使い勝手がいいといふ結論になりました。

このジュラコンという素材はPOM材とも呼ばれ、衝撃や摩耗性に強い素材で、玩具のギヤなどにも多様されている素材なのです。

次にジュラコンで作った物がゼンマイで動くZOIDのやうなロボットでした

ジュラコンは結構高価なので、ボード紙とジュラコンを組み合わせて使いました

そして、ラジコンのシャーシを作りました

ここまでは、業者に頼んで作らせた部品で作ったものです

安価で低性能ですが、レーザーカッターを購入しました。

プラスチックは切れませんが、紙やバルサならカット出来ます

次回はコレで作った物を紹介します